サッカーのシューズ

大会運営は文句も自国代表の実力は不足

今年の1月に開催され、手倉森監督率いる日本代表の優勝で幕を閉じたU-23選手権2016の開催国は中東カタールでした。

しかしカタールと言っても開催されたスタジアムは全て首都のドーハにあり、開催国がカタールというより開催都市がドーハと言ったほうが実情に即していました。

ただ同国の人口の6割がドーハ都市圏に集中しているので、今回のような小規模な大会ならドーハのみでまかなえるのもまた事実であり、ドーハの巨大さを証明するものでもあります。

石油資源に恵まれたカタールは近年スポーツ界において存在感を増しつつあります。

2006年にドーハで開催されたアジア競技大会において、馬に乗って聖火台まで駆け上がるなど豪華絢爛な演出を連発した開会式は未だに語りぐさとなっています。

そして同国はすでに2022年のFIFAワールドカップ開催が決定しており、本大会はいわば「本番」といえるワールドカップの予行演習としても重要な大会であったと思われます。

そして大会運営能力に関してはスタジアムの規模や芝生の質、アナウンスなどを総合的に見ても問題点は見当たりませんでした。

しかし肝心のカタール代表は3位決定戦でイラクに敗れてオリンピック出場を逃しました。

未だにワールドカップ本戦出場もなく、代表強化は一刻の猶予も許さない情勢であると言えるでしょう。

かつては優秀な外国人を帰化させて即戦力としていましたが、近年はFIFAの意向もあり強化ありきの安易な帰化は認められにくくなっています。

どれだけ潤沢な予算があろうと結局は自国民によるサッカー文化を花開かせない事には継続的な強化は望めないものです。